個人投資家のみなさまお客さまの「あったらいいな」を超えて、
日常の未来を生みだし続ける。

競争優位と経営資源

セブン銀行は創業当時から、常にお客さまの立場で考え、さまざまな挑戦を続けてきました。いつでも、どこでも、だれでも、安心して使えるセブン銀行のＡＴＭサービスは、今や多様なニーズに応える社会インフラとしての役割を果たしています。それを支えるのがこれらの強みです。

挑戦し続ける企業文化
イノベーションを生みだす組織力

1. 全国を網羅するＡＴＭのネットワーク

   　当社のＡＴＭは、セブン – イレブンをはじめとするセブン＆アイグループの各店舗に加え、空港や駅、商業施設、観光地等にも展開し、多くのお客さまの生活の中で多様なニーズにお応えしています。従来の現金入出金取引に加え、多様化する決済ニーズに対応した現金チャージ取引など、キャッシュレス化の流れの中でも、リアルとバーチャルの貴重な接点として、ＡＴＭの利用件数は増加し続けています。
   　社会インフラの役割を担うまでに成長したこのＡＴＭのネットワークは、当社ビジネスの根幹であり、当社独自の強みです。

   社会インフラとしてのＡＴＭ

   • 全国26,000台以上
   • 620社の提携ネットワーク
   • 一日約250万人が利用
   

2. 24時間365日稼働する止まらないＡＴＭの実現

   　当社のＡＴＭは、事業パートナーと共同で開発を行っています。常にお客さま視点で開発し、最高レベルの品質で製造されたＡＴＭは、２４時間３６５日休むことなく稼働しています。
   　万が一のトラブルの際も、事業パートナーと一緒に迅速な復旧を行います。また、ＡＴＭの障害対応、機械警備、警備輸送などは、高い専門技術を持った事業パートナーとの連携が不可欠です。
   　ＡＴＭコールセンターでは、ＡＴＭの監視を２４時間３６５日行い、ＡＴＭの稼働率は９９．９８％を実現しています。

   事業パートナーとの信頼関係

   • 高品質・多機能を実現する開発力
   • 徹底した警備・保守業務遂行力
   • 類を見ないシステム運用力
   

3. セブン＆アイグループの一員として

   　セブン＆アイグループの各店舗へは１日あたり約2,220万人（2022年2月期）のお客さまがご来店されます。このグループの顧客基盤を活かし、お客さまの利便性を追求したユニークな金融商品サービスを開発・提供しています。「顧客視点」と「新たな挑戦」を常に意識し、従来の発想を超えて、お買い物と金融をシームレスにつなぐ新しい体験価値の提供にも取り組んでいます。更なるグループシナジーの発揮にむけて、グループ各社との連携を強化し、毎日の暮らしの中で、お客さまとつながる新たな価値を創造していきます。

   グループシナジーの発揮

   • グループの顧客基盤
   • 集客力をけん引するブランド力
   • 圧倒的なプレゼンス
   

4. 銀行ならではの専門性と
   高度なDXの融合

   　デジタル化社会の進展によって、金融のビジネスモデルも大きく変わっていきます。当社が展開してきたＡＴＭサービスに加え、これまで培ってきた銀行事務・システム、認証・セキュリティ、現金決済機能等、専門的なノウハウと高度なDXを組み合わせて、新たなビジネスの創出につなげています。また、当社のＡＴＭはマイナンバーカードや健康保険証など、行政・医療サービスと連携できるサービスプラットフォームです。こうした基盤を活かし、多様なお客さまニーズに対応し、今の時代に相応しいＡＴＭ利用スタイルの開拓と更なる社会価値の拡大を目指します。

   サービスプラットフォームの確立

   • 信頼性の高い事務処理能力
   • 安心・安全な資金管理・資金移動
   • 最先端の認証技術
   • 高水準のセキュリティ機能
   

全国に設置されたＡＴＭ

セブン銀行ＡＴＭを介して、お客さまと提携金融機関に便利さとメリットをご提供することが、私たちの事業の根幹です。
お客さまがお持ちのどのカードでもご利用いただけるよう、全ての金融機関との提携に向けた努力をしてまいります。

ＡＴＭの特長

価値創造プロセス

セブン銀行が持続的成長を実現するためには、当社の強みを活かし、本業を通じた社会課題の解決によって、社会価値と経済価値の双方を高めることが不可欠です。パーパスの実現を目指し、第２の成長の礎を築くとともに、長期的な成長を支える経営基盤の構築にも取組み、企業価値の向上へとつなげていきます。

セブン銀行の長期ビジョン

時代とともに、人々の生活様式も金融に対するニーズも変わっていきます。セブン銀行はこうした変化を好機と捉え、お客さまや提携金融機関をはじめとする多様なステークホルダーの皆さまと共に、より良い社会の実現と健全な事業の発展を目指していきます。